理想的な不動産を購入するために
知っておきたい基礎知識
不動産の購入は人生の中でも最も大きな買い物のひとつです。理想にあった最高の物件を手に入れるためにも、ローンの種類や選び方、必要となる諸費用・税金などの基礎知識について知っておきましょう。岡山市・倉敷市で不動産売却・買取を手がけるアーバンソリューションがそれぞれの基礎知識を解説します。
不動産購入時に押さえておくべきポイント!
「売主物件」と「仲介物件」の違いとは?
販売されている不動産物件には大きく分けて「売主物件」と「仲介物件」がございます。それぞれの違いや特徴を簡単にご説明します。
売主物件
売主物件とは、不動産会社が直接販売している不動産物件のことです。販売しているのは不動産会社、不動産開発会社等の法人となります。
売主物件の大きな特徴は「仲介手数料が発生しない」ことです。また、直接売主様とやりとりできるので、話し合いがスピーディーであるという特徴があります。
仲介物件
仲介物件は、売主様が不動産会社を介して販売している不動産物件のことです。販売するのは不動産会社のみとなります。
仲介物件の特徴としては「仲介手数料を支払う」ということです。また、不動産会社が第三者として間に入りますのでやや時間がかかる可能性があります。
しかし、値引きや設備変更の要望を伝えるなど、さまざまな交渉事を不動産会社に任せることができ手間がかからず時間を節約できます。また、第三者が間に入ることで「言った言わない」というトラブルも発生しません。
不動産物件選びの3つのポイント
不動産は人生の中でも最も高額な買い物です。焦って購入して後悔するよりも、じっくりと選び・悩んで最高の物件を手に入れましょう。不動産物件を選ぶ際に覚えておきたい3つのポイントをご紹介します。
目安となる地域相場を把握する
不動産の価格は変動的で、その時のニーズや流行によって大きく変わります。そのため決まった価格はありませんが、実は地域ごとに「目安となる相場」というのは存在します。焦って高値づかみをして損をしないためにも、まずは目安となる相場を事前に調べておきましょう。
インターネットを活用すれば、地域の不動産価格を調べることができます。たとえば希望している物件と同じエリアで似ている間取り・広さ・立地の不動産物件を探して比較してみましょう。過去の売買実例なども参考になります。
また、国土交通省が公開している不動産取引価格情報検索や、価格動向を統計データとして見ることができる不動産価格指数も地域相場や流れを把握するのに役立ちますのでぜひご活用ください。
もちろん当社でも地域の相場把握や市場動向は常にチェックしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
周辺の生活環境
チラシなどに掲載されている情報や実際に内覧した第一印象で「住みやすそうだな」「理想的だな」と感じることはよくあります。そうした直感は大切で大事にしたいものですが、それだけに頼ると購入後に後悔するかもしれません。
住環境の快適性、つまり住みやすさというものは物件の設備や間取り、デザインだけで決まるわけではありません。実際に住んでみたら「近くに幹線道路があって騒音がひどい」「思っていたよりも周辺の治安が悪い」といったことで悩まされることも珍しくありません。
内覧などで実際に下見する場合は、物件だけでなく時間をかけて周辺環境の確認をしてみましょう。特に、物件から生活上必要となる商業施設・公共施設・交通機関などへのアクセス・道の雰囲気は大切です。購入後に不便を感じてしまわないためにもしっかりチェックしておきましょう。
条件を変えて現地に赴く
不動産を下見する場合は一度で終わらせず、納得いくまで何度でも行いましょう。たとえば、休日の昼間に物件を訪れて「閑静な住宅街で住みやすそうだな」と感じたとします。しかし実際に住んでみたら平日の通勤ラッシュ時に交通量が異常に多く騒音や混雑に悩まされることも珍しくありません。夜になると街灯が少なく治安が悪い印象になることもありえます。
物件は曜日や時間帯、天候によってその印象はまったく変わってしまうものです。手間はかかってしまうかもしれませんが、理想の物件を購入するためにもいまのうちに面倒なことを全力でしておきましょう。
当社ではお客様の想いを最優先するために、お伺いしたご希望がなるべく叶えられるように全力でサポートいたします。最後まで責任をもってお客様とお付き合いいたしますのでぜひいつでもお声がけ、ご相談ください。
資金計画と住宅ローンについて
不動産の購入は一生のうちで最も大きい金額のお買い物となります。そのため、ほとんどの方は住宅ローンの活用を考えていることでしょう。
住宅ローンにはさまざまな種類があり、人それぞれあったものがあります。また、注意しないと返済額が無駄に増えてしまったり、審査期間が長くなってしまったりというリスクもあります。住宅ローンを利用する際にはどのような点に注意すべきか、そのポイントをご紹介します。
住宅ローンの種類
住宅ローンには大きく分けて「変動型」「固定期間選択型」「全期間固定型」の3種類があります。変動型は言って期間ごとに金利を見直すタイプです。全期間固定型は期間中に金利が変動しません。
固定期間選択型は両者の合いの子といった存在で、変動型よりも長い期間、たとえば5年や10年といったタイミングで固定金利か変動金利かを選択することができます。もちろん、選択時点での金利適用となりますので、場合によっては借入時より金利が安くなる場合・高くなる場合があります。
住宅ローンの選び方
住宅ローンを選ぶ際、多くの方が「金利」だけに目を向けて判断してしまいます。もちろんとても大切なことですが、目先の金利が低いからといって必ずしもお得であるとは言えません。
変動型は借り入れ当初の金利が低く設定されているため魅力的なものです。しかし定期的に金利が見直されるため、たとえば金利が上昇する局面では返済利息が大幅に増えてしまう可能性があります。
逆に全期間固定型は金利下落局面での恩恵を受けることができませんが、上昇してもリスクがありません。そういった意味ではローンを組んだ時点で返済計画が立てやすいというメリットがあります。
どの種類の住宅ローンにするかそれぞれのメリット・デメリットを理解した上でじっくりとご検討ください。
当社ではお客様のご事情やご希望をお伺いし、どのような選択をすればいいのかアドバイス・サポートをすることが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
資金計画の注意点
不動産物件によっては「住宅ローンの事前審査(仮審査)」が通っていないと、購入申込みを受け付けてくれない場合があります。特に条件が良く人気の高い物件はそのような傾向にあり、ローンの審査待ちをしている間にほかの方が購入を決めてしまって契約を逃すというケースも珍しくありません。
事前審査の結果は3~4日ほどかかりますので、不動産物件を決める前に事前審査依頼しておくのも良いかもしれません。
そのほか、当社では不動産購入に関する資金計画についてのご相談を承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
不動産購入時の4つの注意点とは?
不動産は人生の中で最大級の大きな買い物ですから、リスクはできる限り防いで回避したいものです。ここでは不動産購入時に必ず気をつけていただきたい4つのポイントをご紹介していきます。
災害リスク
不動産物件を選ぶ際、「部屋の間取り」「デザイン」「立地」「価格」などは誰もが基準にするポイントです。確かにこれらも大切なものですが、平時では気づくことができない「災害リスク」にもぜひ目を向けましょう。
たとえば、大雨による洪水リスクや地震による倒壊リスクは必ず意識して物件選びをしましょう。ハザードマップを調べることで、目をつけた物件はリスクのない物件かどうかをある程度把握することができます。
また、必要であれば不動産会社に「ホームインスペクションや地盤調査を実施しているのか」等の確認をしてみましょう。災害リスクはできる限り少なくすることが大切です。
初期費用
不動産は人生において最も高い買い物のひとつです。ですから住宅ローンを組んで返済計画をしっかりとたてて物件購入に挑む方がほとんどとなります。
現代では購入費用のすべてを借りる「フルローン」の形で計画している人も少なくありません。しかし、2割程度の頭金を用意して残りをローンにする方が無難かもしれません。
フルローンは初期費用がなくても物件を購入できる便利な方法ですが、返済額も高くなりますから、将来的に苦しくなる可能性もあるからです。リスクをなるべく抑えるというい意味では、フルローンよりも、購入予算を下げることを検討した方がよいでしょう。
そのほかにも不動産購入にはさまざまな諸費用がかかります。不動産取得税を始めとした税金や引っ越し費用などです。一般的に新築物件の購入では不動産価格の3~7%の諸費用がかかるとされ中古住宅は仲介物件であることがほとんどなので、仲介手数料もプラスされます。細かい費用について不安がある場合は不動産価格の10%程度を目安に予算を用意しておきましょう。
不動産物件の資産価値を知る
不動産の価値は需要と供給に影響され、そのバランスが変化することで大きく変動します。たとえば同じような広さ・間取りの物件でも、立地が異なれば価格もまったく違ってきます。商業施設の近くや駅チカ物件は需要が高くそれだけで高額になるためです。
また、物件近隣で再開発が行われる・行われる予定がある場合は高騰しやすくなります。そういった需要が継続して資産価値が目減りしにくいと予想される物件は将来的に売却を検討した場合に高額で売りやすいメリットがあります。
このように、不動産物件の資産価値を知ることで、いまだけでなく将来を見据えた不動産購入が可能になります。
不動産会社選び
不動産会社は買主様にとって物件探しの最良のパートナーであるべきです。ほとんどの方は初めて不動産購入を検討されている方ですから、わからないことや不安に思うことが合って当然です。そういったときに気軽に質問でき、悩みや希望をじっくり聞いてくれて、最適なアドバイスをしてくれる不動産会社を選びましょう。
選び方のポイントは「顧客を優先しているかどうか」を見極めることです。不動産会社によっては自社利益だけを追求して囲い込みや顧客の事情を考慮せずただ高額な物件を紹介するところもあります。こういった会社は利益をあげることしか考えていないため、購入後の顧客の未来まで想像していません。
本当に頼れるパートナーとなるのは、顧客を最優先して購入後のことまで真剣に考えられる不動産会社です。
住宅ローンのことを考えて無理のない範囲で物件を探す、税金や諸費用・優遇措置について詳しく教えてくれる、アフターケアが万全である、こういった担当者のいる不動産会社ならば信頼できます。
アーバンソリューションは不動産取引を通じて、お客様が本当に笑顔になれるような結果を求めて業務に取り組んでおります。お客様のご事情やご希望を親身になってお伺いし、満足していただける不動産価値をご提供できるように日々努力しております。
地場の相場や情報に精通していますので、予算にあった的確なご案内ご提案が可能です。ぜひお気軽に当社にご相談ください。
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