空き家は放置せず売却・活用で生きた資産に
空き家の放置はデメリットが多く、金銭的リスクもかなり高くなります。持っているだけで負の資産となってしまい、家計を圧迫するものとなる可能性すらあります。ここでは放置空き家のリスクや売却について、岡山市・倉敷市で不動産売却・買取を手がけるアーバンソリューションが解説していきます。
空き家を放っておく問題点とは？
実は現在使っていない空き家であっても、所有者様には管理義務がございます。もし空き家を適切に管理せず放置してしまった場合には以下のような問題が発生する可能性があります。
- 空き家の老巧化による資産価値の大幅低下
- 害虫、害獣による悪臭の発生
- 台風や地震などの災害による崩落
- 壁や屋根が崩れ落ちて通行人に怪我をさせてしまう
- 不審者、犯罪者が入り込む危険性
- 放火や不法投棄の的になる
- さまざまな問題が発生し近隣住民からクレームがくる
このような問題が発生し、地域の方々や通行人に怪我をさせるといった事態になると、その責任は所有者様が負うことになります。
また、長期間適切な管理がされずに「特定空き家」に指定されてしまうと固定資産税がそれまでの6倍にまで跳ね上がります。さらに、行政による強制執行により取り壊しが行われると撤去費用の請求までされてしまうのです。
このように、空き家の放置はランニングコストがかかり、近隣住民の平和を脅かし、多額な費用請求がされるといったさまざまな問題が発生する可能性がございます。
お手持ちの空き家の最善な処分方法をご提案いたします
【空き家の処分方法 その1】空き家をそのまま売却する
空き家の処分方法として最もシンプルなのが、そのまま売却するという方法です。
空き家の状態や規模にもよりますが、維持管理には年間30万円以上かかるケースもございます。決して安くない金額ですが、管理せず放置したままでいると特定空き家に指定されれば固定資産税は6倍になりますし、崩落した塀で誰かが怪我をすれば治療費や慰謝料を支払うことになるため、それ以上かかる可能性があります。
使っていない空き家を売却することができれば、管理の手間・費用はかかりませんし、建物の解体費用もかかりません。ですから、将来的に活用するつもりがない空き家であるならば、早い段階でご売却を決断した方が良いでしょう。
もちろん、地域によっては需要が低く売れにくい可能性もあります。そのような場合は多少のリフォームすることで買い手をつきやすくするとう方法もございます。
【空き家の処分方法 その2】空き家を解体して更地として売却する
地域によっては建物つきよりも更地の方が売れやすいケースもございます。
更地には購入者様が空き家の処分・リフォームをすることなく、土地を自由に活用できるメリットがあります。そのため、空き家付きよりも高額で売却できるケースも珍しくありません。
ただ、更地として売り出す場合、解体費用は所有者様のご負担となる点がデメリットとなります。解体費用を売却代金に上乗せできる可能性もありますが、あまり期待はできません。
また、更地にした場合は「住宅用地の特例」が解除されるため、固定資産税が最大で6倍になります。売却までに時間がかかると税金の負担が増えることも覚えておきましょう。
ちなみに当社では空き家・更地の売却だけでなく、解体や不用品回収についてもワンストップでご相談いただけます。スピーディーかつ費用を抑えて行うことができますので、ぜひご相談ください。
空き家でお困りなら、こんな処分・活用方法もあります！
実は空き家の処分は時間をかけて買い手を探して売却すること以外にも方法がございます。ご紹介した以外の空き家の処分・活用方法についてもご紹介いたします。
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不動産買取
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不動産会社に空き家を買い取ってもらう方法です。買い手を探す売却と違って価格は安くなる傾向にありますが、時間をかけずにすぐに手放して現金化できるというメリットがあります。 売れるまで管理したりランニングコストを払ったりといった手間や不安がないのも大きなメリットです。 |
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賃貸運営
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空き家を賃貸住宅として活用すれば、安定した家賃収入を得ることも可能です。 ただ、放置されていた空き家はそのまま使うのは難しく、リフォームを検討する必要があります。また、継続的な管理をしなければなりませんので、不動産会社の管理サービスを利用することをおすすめします。 |
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リノベーションして再利用
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店舗やオフィス、コミュニケーションスペース用にリノベーションして貸し出すという方法もあります。 地方の自治体では空き家問題を解決するために、このような活用方法を募集・支援している場合もありますので調べてみてください。 |
空き家の売却で、最大3,000万円の特別控除が受けられることも！
相続人が一定の要件を満たして相続した空き家を売却した場合、最大3,000万円の特別控除を受けられる可能性があります。「被相続人の居住用財産（空き家）に係る譲渡所得の特別控除の特例」とう制度で、近年増加傾向にある空き家の対策として国が定めたものになります。
かなりお得な制度ですが、要件はかなり厳しく一般の方ではなかなか満たすことができません。そこで当社では税理士や司法書士といった専門家と連携して空き家の特別控除を活用した相続不動産の売却サポートを行っております。
要件を満たしているのか、どのように手続きすればいいのか、すべて当社にて一括でお任せいただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。
空き家を売るか貸すか、見分ける2つのポイント
将来的な人生設計の視点で考える
空き家も大切な資産であると考えた場合、現状の把握と将来の人生設計は大きな判断ポイントとなります。
資産はそれを活かして運用することもできますが、資金を確保するという意味でも重要なものとなります。たとえば、いま現在現金を必要としているのか、それとも10年後20年後に現金が必要になるのか、といったことを考えて空き家の売却・活用の判断をすることができます。
もし将来的に現金が必要になりそうであれば、現時点ではとりあえず賃貸として活用する方法を取ることもできます。ただ、リフォームや設備投資資金などが必要になりますし、それらを家賃収入で回収するならば数年かかります。
逆に直近に現金が必要な出来事、たとえばお子さんの高校や大学の受験・入学費用といったまとまったお金が入用であれば、空き家を売却するという判断も決して間違いではございません。
お客様にとってどのような道が最適なのか、当社では不動産歴20年以上のスタッフが親身にお話を伺い、お客様に寄り添って一緒に答えを探していきます。ぜひご相談ください。
空き家の不動産価値を見極める
もうひとつの判断ポイントは空き家の資産価値を見極めることです。
所有物件がどのような立地にあるのか、どのような管理状態なのか、将来的に近隣地域はどのように発展するのかと視野を広げて調査し、「売る」「貸す」どちらにメリットがあるのか考えることができます。
まず、物件の状態や地域相場を加味して、想定される売却価格を知りましょう。不動産会社に依頼して訪問査定してもらい、より正確な現実的な価格を見極めてもらいます。
売却予想価格が明確になったら次は貸すかどうかの判断です。
不動産価値というのは立地条件がかなり大きく影響します。物件が好立地に位置し、将来的な賃貸需要が継続すると推測できる場合は、貸すことで安定した収入を得られるようになるかもしれません。
逆に立地が悪い、または管理状態が悪く築年数も経っている物件の場合は賃貸活用に向きません。リフォーム費用が高くなりますし、初期投資費用を家賃で回収するまでに想像以上の時間を要する可能性があるからです。
このように、まず所有されている空き家の売却価格＝不動産価値をはっきりとさせ、その上で将来的な需要や管理状態などを加味した上で売るのか貸すべきなのかを判断していきましょう。
当社では地域相場や情報に熟知し、不動産歴20年以上の担当者がその不動産価値を見極めてお客様にお伝えいたします。お客様のご希望をじっくりお伺いし、最適なご提案をいたしますのでぜひお気軽にご相談ください。
PICK UP
リフォーム・不用品回収・ハウスクリーニング・解体も相談可能です！
空き家の売却・活用で困るのが不用品の処分やリフォーム、クリーニングについてです。
実際に売却しようと思い立っても、大量の不用品を残したままでは売ることができません。賃貸として活用しようにも、管理されていなかった空き家をそのまま利用するのは難しいでしょう。
そこで不用品の回収やクリーニング、リフォームをご検討されるわけですが、費用は決して安くなく、「手持ちの現金がない…」という理由で売却も活用もできずに困っている空き家所有者様は少なくありません。
アーバンソリューションでは不用品回収・ハウスクリーニング・リフォーム・解体まで、初期費用無しで対応可能です。現金がすぐにご用意できなくても、費用のお支払いは後日精算が可能ですので、空き家の売却・活用をスムーズにすすめることができます。
空き家を処分したいけど初期費用が払えずに困っている、という方はぜひお気軽に当社までお問い合わせください。
