【岡山版】戸建を売るか?貸すか?
2022.02.09
仕事や家庭の事情で引っ越しが決まり、現在住んでいる住まいを売却するか、あるいは貸すか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。住まいは多くの人にとって、人生の中で一番大きな買い物です。少しでも資産を有効活用したいものですよね。今回は、岡山の不動産会社・アーバンソリューションが住まいを売却するケースと、賃貸化するケース、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
■住宅を売却する場合のメリット・デメリット
〇メリット
・現金化できる
住宅を売却することで、まとまった現金が一括で手に入ります。ただし、売却額の全てを受け取れるわけではありません。売却額から仲介手数料・諸経費と住宅ローンの残債額を引いた金額が手元に残るということを覚えておきましょう。
・譲渡所得の特例が受けられる
不動産を売却した際に譲渡益が出た場合、所得税、住民税が課税されます。しかし、居住用財産の売却によって譲渡益が出た場合は、譲渡所得から3000万円を差し引かれる特別控除の対象となり、3000万円までの売却益は非課税となります。
・維持費が掛からない
住宅を所有し続ける場合、固定資産税、都市計画税、経年劣化による部屋・設備のメンテナンス代がかかります。売却することによって、これらの費用を負担する必要がなくなります。
〇デメリット
・買主様が見つかるか分からない
いざ売却を開始しても、すぐに買主様が見つかるとは限りません。また、希望した金額で売れるとも限らないので、想定額の現金が必ず手に入るわけではないのです。不動産相場は経済状況によっても大きく変わります。売却の際は市場の動向を的確に見極められる不動産会社に相談しましょう。
・売却のための諸費用や税金がかかる
住宅の売却を不動産会社に依頼すると、仲介手数料がかかります。ほかにも売却益が3000万以上になる場合は、譲渡所得税を納税する必要もあるでしょう。
■住宅を貸す場合のメリット・デメリット
〇メリット
・家賃収入を得られる
借主様を見つけることができれば毎月一定の家賃収入を得られます。住宅ローンを組んで住宅を購入している場合は、毎月の返済額をこの家賃収入から捻出することも可能でしょう。
・節税効果がある
賃貸経営を行う際に費用を経費として計上できます。具体的には、住宅のリフォーム代、維持費・管理費、管理会社に賃貸業務を委託する手数料などもすべて経費扱いでの処理が可能です。毎年の確定申告時に経費での申請をきちんと行うことで節税につながります。
・不動産を所有し続けられる
住宅を売却せず賃貸に出す場合は、所有権を持ち続けることになるため、賃借人退去後はまたご自身やご家族で再度住むことも可能です。ただし、オーナーの都合のみで賃貸借契約を終了させることは難しいため、将来的な居住を予定している場合は、定期借家契約を結びましょう。
〇デメリット
・空室になるリスクがある
住宅の立地や設備、築年数などの条件によっては空室が続くことも考えられます。また、入居者様が見つかったとしても長く住み続けるかは予測できません。入居者様がいないと家賃収入はゼロ、管理費・税金だけを払い続けることなることを念頭に置きましょう。
・管理、維持のコストが掛かる
管理業務の手間を回避するために不動産会社に管理を委託した場合、管理委託費は家賃の5%前後発生します。オーナー様が自ら管理を行う場合、家賃の回収、契約更新の手続き、室内の定期的なメンテナンス、物件周辺の掃除、近隣トラブルの対応などの業務をこなす必要があります。
・将来的に価格が下がるリスクがある
建物や部屋が経年劣化してしまう現実は避けられません。土地は人口増減や都市計画の変更によって不動産の需要の変化することにより、価格が上がる場合もあれば、下がる場合もあります。
■岡山の住宅に関するご相談はアーバンソリューションへお任せください
物件の状況次第で、売却・賃貸化どちらが最適なのかは変わります。岡山の不動産会社・アーバンソリューションでは地域密着型企業で、数多くのお客様の取引を成立させてきました。地元・岡山の情報にも詳しく、お客様とのご縁を大切いたします。住宅の売却・賃貸化に関するお悩みはぜひ当社にご相談ください。